ツーリング下見-佐原


ツーリングの下見のために佐原まで
行きはノンストップで3時間少々。
帰りはやや混んでいたので4時間少々 かかりました
 07:30 広沢発
 09:30 下館
 10:40 佐原着(水生公園)
  十二橋めぐり
  小野川(佐原市街)周辺散策
 14:00 佐原発
 17:00 古河
 18:00 桐生着
先ず最初に水生植物園をチェック
あやめ祭りの期間だけあって かなり混んでいます。
10:40頃は 公園の200m程度手前までしか渋滞していませんでしたが、十二橋めぐりを終えた12:00頃は連絡する道路まで渋滞が伸びていました。
10:40頃に ちょうど嫁入り舟が園内の水路を回っていました。
ちなみに「あやめ祭り」期間は 入園料が700円に上がるので、園外のフェンス越しに撮影。

水生植物園脇の船乗り場
こちらは水生植物園入り口の道路脇の船乗り場。
今回は ここから船に乗りました。
一人で行ったので、他のお客が来るまで10分程度待たされました。
料金は、一人 1,300円。舟にはエンジンが付いています。
8人乗りの船に7人でしたが、結構水面が近い!
他の舟が起こす波が来ると 大きく上下に揺れます。
でも、船が一番揺れたのは 人の乗降時でした。
船乗り場のある与田浦から十二橋に向かう。
所々にかかる橋は結構低い。


水路沿いには 廃船を利用して菖蒲が植えられていました。
いよいよ十二橋入り口。
ここからはエンジンを切って、竿による操船に切り替わります。
十二橋だけあって一軒毎に橋が架かります。
昔は個人が橋を架けていましたが、今の橋は市が架けたものだそうです。
水路の両脇の大谷石の壁も市で工事したとの事。
本来であれば この先まで行くそうですが、後ろの船に追いつかれてしまったので 舟を回すための待避所?のような所を使ってUターン。
これはこれで貴重な体験か?
水路の幅は二艘の舟がやっとすれ違える程度の幅しかありません。
往復の間に4〜5回 舟や壁と接触しましたが、それも愛嬌。
水路の途中に 何故かお土産屋さんが...
ここを通る船は 必ずこのお店に寄るようです。
団子をしきりに奨めていました。
水路には直角に折れ曲がったところがあります。
カーブミラーが付いていました。
与田浦から水路に入る部分は 急に狭くなるので、センターライン代わりの浮きが設置されています。
舟って右側通行なのですね。
与田浦から見た水生植物園
成田が近いせいか 上空をひっきりなしに旅客機が飛んでいます。
利根川と横利根川を結ぶ閘門(こうもん)
大正3年に作られたものを 平成12人に改修して 未だに現役で使用されています。
閘門内の長さは約90m、幅は約11m。

「横利根川方面への通過を受け付けました。
水位を調整しています。」
運良く通過する舟があり、閘門が動くのを見ることができました。
利根川の方が水位が低いようで、左の写真と比べると板3枚分くらい水位が下がっています。

閘門内に入ったら、紐を引くことでゲートが閉まります。
利根川側のゲートが閉まると、水位を横利根川に合わせてから 横利根川のゲートが開きます。
閘門外に出たら、再度紐を引っ張ってゲートを閉じます。
横利根川側の引き紐
利根川側の引き紐
閘門内の引き紐脇に書かれている注意書き
閘門のゲートは二重になっています。

ゲートはラック?を使って開閉されます。
平成の改修で それまで手動で開閉していたものを電動に変えているそうです。
しかし、外観上 極力従来の部品を そのまま使用したそうです。
開閉中はハンドル脇のメーターが開度に応じて振れます。
伊能忠敬の住んでいた家の前に架かる「ジャージャー橋」
時々 橋の下から水が流れ出します。
佐原市街は江戸時代のままの道幅のようで、細い上に迷路のように入り組んでいます。
駐車場を探すのも一苦労。
日本地図の作成で有名な「伊能忠敬」の歩幅は約70cmだそうです。
佐原市街の「小堀屋」
ここでお昼と考えていたのですが、14:00近くになっても行列が無くならないので 断念しました。
「麻兆」のすずめ焼き
焼いてあるのは 雀ではなくフナやエビです。


06/06/18追記
インターネットのブログで「十二橋めぐり」の記事を見つけました。
水路好きの人のようで、かなりマニアックな内容です。
 「水路をゆく -魅惑の水郷-」