10/04/03 秋月 LCDオシロキット


秋月電子通商で販売しているLCDオシロキット(SMD未実装品)を購入しました。

購入当時は SMD未実装品で\4,700-でしたが、
2011年2月現在 SMD実装品が\4,000-となり
SMD未実装品は販売していないようです。

SMD未実装品は店頭には置いてない為、店員に声を掛けて出してもらいました。
店員曰く「ハンダ付けが難しいですよ」との事。
基板に実装されているのはCPUと水晶周りだけで 残りは自分でハンダ付けしなければなりません。
基板は3枚構成
左の基板はシールド用?
面実装品はリストに貼り付けてありますが、バラの部品は袋にまとめてあるだけ。
バラの部品を確認
とりあえず欠品は無いようですが、未使用の部品が有るので取説内のパーツリストをよく確認する必要があります。
電源部の逆流防止ダイオードについては秋月のホームページに説明が有りますが、+5Vモニタ用の発光ダイオード(D6)等も付属していません。
付属の取説
キットメーカーのホームページのPDFファイルの方がきれいです。


10/04/17 組み付け
取り付ける部品の一覧
結構 未実装の部品があります。
まずはICから半田付け
チップ部品の取付け
※チップ部品の取り扱いには注意しましょう
私も何回か 部品を落として探しまくりました。
大型部品の取付け
※写真ではL2を取り付けていますが、LCDの取付け時 邪魔になるので L2は後からハンダ付けしましょう
このキットは 電源部と制御回路が「JP1」で切り離されています。
取説にも記載されていますが、JP1を短絡する前に電源のチェックをしましょう!!
タクトSWとLCDコネクタの取付け
L2のすぐ上にある 2Pコネクタは、L2を取り付けた後にハンダ付けすると作業がしにくいので注意。
また、J4のハンダ付け側は足をカットしないと LCDと干渉するようです。
三端子レギュレータ脇の2Pコネクタは、レギュレータのヒートシンクに干渉するので、足をカット。
(スペーサとして使用しているので ハンダ付けしなくても問題なし)
グラフィックLCDの取付け
こちらは 信号線
こちらは スペーサ
LCDの取付け時、短いほうの足がLCD側になるようにしたほうが良さそうです。
長い方をLCD側に持ってきたところ、表面のパネルと干渉する寸前でした。
基板固定用のスペーサ


ネジを締めて完成
電源投入時の画面表示


10/04/18 動作確認
キットに同梱されている電源ICは7805だったので、低損失タイプに変更
単三電池6本の電池BOXを購入
電池駆動時は、終止電圧1.0Vで計算すると 6.0Vまで低下してしまいます。
新品のアルカリ電池で電圧を測定したところ、
無負荷で約9.5V オシロ接続時で約9.0Vでした。
一方、電源ICを変更すると 入力電圧5.5Vから動作可能!
(7805では8Vを入力しないと動作しませんでした)
PSoCを使用した正弦波発振回路を接続
キット付属のピンプラグは 少々出来が悪く、外側部分がガタガタ。
接触不良を起こすので、ペンチで外側を少し潰して対応

1kHzの正弦波を出力
ScopeMeterと比べると 周期がちょっと長くなっているのは ご愛嬌

2kHzの正弦波を出力