22/07/03 aitendo MAX3232モジュール


RS-232Cドライバの名器と言えば「MAX232C」ですが、廃品種になって久しいです。
その姉妹品を載せた aitendoのMAX3232搭載基板「M3232」。
簡単にRS-232Cのレベル変換が出来るので重宝するのですが、
そのまま使用すると 発熱がすごくて連続通電をためらうレベルです。


MAX3232

MAX232
MAX3232のC3はデータシートでは、
 C3 CAN BE RETURNED TO EITHER VCC OR GROUND.
 (C3は,VccまたはGNDのいずれかに戻すことができます。)
と記載されており、結線図では、MAX232と異なり C3がGNDに接続されています。



私は MAX232世代の人間なので、C3はVccに接続するものと思い込んでおり、
試しにC3をずらして、一方をVccに接続したところ 発熱無しの状態で使用することが出来ました。
一度発熱した基板のC3をVccに接続し直しても 発熱したままなので、
先ず C3の接続先をVccに変えた後に 通電してください。

(なお、私が確認したのは2〜3個なので、たまたまハズレを引いた可能性があります。
上記の内容は 全てのケースで当てはまるわけではありません。)

23/10/02 HW-027
手持ちのMAX3232基板が底をついたので、amazonで相当品を購入。
「HW-027」という型番が印刷されているものでしたが、こちらはC3がVccに接続されています。
DC5Vを印加したところ 特に発熱も無く、TxD出力は しっかり-9Vを出していました。